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  • Down's Town Project

保育園でワークショップ@渋谷

更新日:2021年8月3日


皆さまこんにちは。

毎日暑いですね〜。


私は子ども達と泳ぎ続けて10日間。

楽しい海水浴モードは一瞬で過ぎ去り、今や部活感しか無い日々です。

台風で海がシケると内心ホッとする母…。

さて、もはや遠い昔に思える7月2日のこと。

こちらの保育園でワークショップをさせていただきました。


以前、対談させていただいた

「しぜんの国保育園」の渋谷Ver.です。

何度かおじゃまさせて頂いているのですが何回伺っても良い雰囲気でステキな保育園です。


許されるなら入園したい。

ちょうど給食調理員さんを募集していたので面接を受けそうになりました。。。

給食もとっても美味しいのです。

食べることを大切にしている保育園はいい保育園に決まってる!

と勝手に思っている私。

ワークショップ前日、

保育士さんたちが絵の具作りを手伝ってくださいました。

白いお洋服の方が園長先生です。

まさかのzoom打合せ1回のみで、もう前日。


皆さん本当にいい感じの先生ばかりで、

「ま、明日もなんとかなるっしょ!」ということでやっぱり打合せをしないまま当日を迎えることに。

確認したのは机のサイズのみ。

ベテラン感がすごい。。。

ちなみに私は保育園でのワークショップは初めてです。


で、当日。

両端でアトリエメンバーのシンジ君と、テルタカ君が制作する中、

園児たちは5人×3ローテーション。

15人が入れ替わり立ち替わり制作をしました。


手前の紫のスモッグを着た女の子はシンジ君をじっと観察しています。

ワークショップ終了後、

「〇〇ちゃん、こっそり筆の持ち方を真似してみてたんだよね。」

と理事長のコウリョウさんから聞いて、

さすが保育園の先生は子ども達をよく見ていらっしゃるな〜と思いました。

私は普段、作品から子どもたちの心の状態を見ていますが

同じ園児を見ていても、

先生たちと見るポイントやアプローチするプロセスが違って、

でも最終的に同じところを見たり、感じたりしていて

それがとっても面白くて、

新鮮で、勉強になりました。


さすが都内の保育園だな、と思ったのは小学校お受験で忙しい子もいたり。

「あーもう夜まで描きたいよ!でも今日塾なの。」

「楽しくてたまんない!」

と、とびっきりの笑顔で制作してくれるようすを見て

私もたまらなく嬉しい気持ちと

同時に色々考えさせられました。


その子がお母さんに手を引かれて帰る時、

絵を描いている時と全然違う表情でびっくりしました。

あんなに堂々と描いて、喋って、

笑っていた子が、お母さんの隣ではとっても小さく見えました。

帰り際チラっと私を見て遠慮がちに笑ってくれた表情は

小さな大人みたいでちょっと切なくなりました。


今しかない子どもの時間をしっかり過ごさせてあげられるか否か、

環境を整えるのは私たち含め、

周りの大人のしごとです。

きれいごとを言うのは簡単だけど、

現実はそうじゃないことも沢山ある中でいかに最善を尽くすか、

アトリエにも通じることがたくさんあるだけに、

高い志を持ちながら様々な環境で育っている子どもたちを見守り

育てていらっしゃる保育士さんたちに、改めて尊敬の念を抱いた日でもありました。


今回参加してくれた子供たちが大きくなった時、

この日の体験が少しでも心のどこかに残っていたら嬉しいです。


それにしても、保育士さん達とは

びっくりするぐらい息がぴったりでやりやすかったなー。

この日生まれた作品たちは約60点。

絵の具を乾かす光景はまるで展覧会のようでした。

みんなの命のエネルギーが伝わってきて、感動。

最後に今回アトリエサイドからアシスタントとして参加してくれたモロちゃんが送ってくれた写真を。

いつの間に撮ってくれてたのか全然気付かず。


ダウン症の人たちの作品を前に

みんなでしみじみと語り合っているところ。

園児たちのこと、ダウン症の人たちのこと、

心のこと、成長のこと、これからのこと、etc etc….

静かにワークショップを振り返っているところです。

大人たちが子どもたちの未来について本気で想う時間は

温かくて美しかったです。


最後にサラッと書きますが、

ダウン症の人たちと子どもたちが一緒に絵を描く機会が作れたらいいな、

というのは私の長年の夢でした。

私たちが東京アトリエをやっていた時、

一般の方のご見学はご遠慮頂いていましたが

学生さんはオッケーにしていました。

美大生を中心にたくさんの学生さんを受け入れてきました。

ごはんを食べに来る子、

恋愛相談に来る子、

進路相談に来る子、

いろいろな子たちがアトリエを介してダウン症の人たちと普通に友達になったり、

作品に触れて憧れを抱く様子を見ながら

ダウン症の人たちが得意なことをしているときに自然に出会う機会をもっと作れたらなーと思っていたのでした。


彼らと「障がい者」として出会う前に

もっともっと個人的な出会いをしてほしい、

そうした時に見えて来る世界があることを知って欲しいという想いがありました。

自分がそうだったからかも知れません。


ダウン症の人たちが活き活きしていてカッコよく見える場面をもう少し日常の中に置きたい。

出来ないことを手伝う場面からの出会いじゃなくて、

彼らにしか出来ないことを知る場面での出会いがもっとあってもいいんじゃないか、

そんな想いがずっとありました。


そうしたら10年,20年後の福祉の在り方も少し変わるんじゃないか、生意気にもそんなことを思ったり。

「利用者さん」と「職員さん」という響きの間にある見えない壁を

もう少し薄く、低くしたいな、と思ったり。


そんなこんなで

保育園でダウン症の人たちも一緒にワークショップとか出来たらなーと思っていた夢が思いがけない方向から叶って

本当に嬉しい日でした。


ワークショップ後、コウリョウさんから

「あの風景が当たり前にしたいな。これからも続けていきたい。行きましょう!」

と嬉しいメールを頂きました。


違う場所からスタートして、

出会って10年以上お互いに違う道を歩いてきて、

いま同じ風景を見て

「お、いいね〜」

って言い合いえる関係は何者にも変え難く、ありがたいです。


そんなワークショップでした。


長blog、失礼しました。

読んでくださった皆さまありがとうございます。


美味しいコーヒー飲んで

一服してくださいね!






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